交通事故に遭った場合の流れについて
2025年01月21日
皆様こんにちは!福岡市西区姪浜近郊、下山門にある『はやしだ整骨院』の柔道整復師の林田です。
年末年始交通事故の件数も多くなり、運転には十分に注意されてください!
万が一交通事故に遭った際、突然のことで戸惑ってしまいどう対応したらいいのか分からなくなる方も多くいらっしゃいます。
しかし、事故に遭ったときに早期に適切な対応を行うことで、後遺症を防ぎ、損害賠償の手続きをスムーズに進められます。
交通事故に遭った場合、冷静に対応することが重要です。
以下に、事故直後からの基本的な対応の流れを説明します。
1. 安全の確保
- 二次事故を防ぐ
周囲の状況を確認し、可能であれば車を安全な場所(路肩や駐車スペースなど)に移動します。 - ハザードランプを点灯し、夜間であれば三角表示板や反射器具を設置して安全を確保します。
2. けが人の確認と救護
- 自分や同乗者、相手方、周囲の人に怪我がないか確認します。
- 怪我をした人がいる場合は、無理に動かさず、すぐに救急車(119番)を呼びます。
3. 警察への通報(110番)
- 交通事故は法律で警察への届け出が義務付けられています。軽微な事故でも必ず通報してください。
- 何を伝えるか
事故の場所
事故の内容(怪我の有無、車両の損傷など)
自分と相手の状況 - 警察が現場に到着したら、事故状況を正確に伝えます。
4. 相手方の情報を収集
事故の相手方と以下の情報を交換します。
- 名前、住所、連絡先
- 車両ナンバー
- 運転免許証の情報
- 保険会社の名称、保険証書番号
注意: 相手とその場で示談交渉をしないでください。
後でトラブルになる可能性があります。
5. 現場の記録を残す
事故現場の状況を記録しておくことが重要です。
- 写真撮影
車両の損傷、道路状況、信号機の位置、ブレーキ痕などをスマートフォンで撮影。
6. 保険会社への連絡
加入している自動車保険の事故受付窓口に速やかに連絡します。
- 事故の状況を正確に伝えます。
- 警察への届け出を行ったことを報告します。
7. 医療機関の受診
- 怪我が軽く見えても病院を受診する
事故後はアドレナリンが分泌され、痛みを感じにくいことがあります。
むち打ち症など、後から症状が現れる場合も多いです。 - 診察と検査 必要に応じて、レントゲンやMRIなどの検査を受けます。
- 診断書の発行
医師に診断書を発行してもらい、後日保険会社や警察に提出します。
8. 後日手続き
- 交通事故証明書の取得
警察に届け出た内容をもとに、自動車安全運転センターなどで「交通事故証明書」を取得します。 - 保険金の請求
加入している保険会社に必要書類を提出して損害賠償や保険金の請求を進めます。
9. 医療機関での治療
・医師の指示に従い、適切な治療を継続します。
定期的に整形外科や整骨院で治療を行い、症状の変化を正確に伝えましょう。
・症状固定
これ以上治療効果が見込めない状態になると、「症状固定」となります。
・後遺症がある場合には、医師に「後遺障害診断書」を発行してもらいます。
10. 弁護士への相談(必要に応じて)
- 示談交渉や損害賠償請求に不安がある場合は、交通事故に詳しい弁護士に相談すると安心です。
- 保険の「弁護士費用特約」が利用できる場合もあります。
交通事故の際は、まず安全確保と通報を行い、その後必要な情報収集や手続きを冷静に進めることが重要です。
特に怪我をした場合や大きな損害がある場合は、早めに専門家に相談しましょう。
交通事故や身体の症状でお困りの方は、福岡市西区姪浜近郊、下山門にある、はやしだ整骨院へお問い合わせください。