交通事故治療、治療打ち切りについて

2025年02月5日

皆さん、こんにちは!福岡市西区姪浜近郊、下山門にある『はやしだ整骨院』の柔道整復師の林田です。
交通事故治療中に保険会社から治療費の打ち切りを通知されるケースは珍しくありません。
このような場合には以下の対応策を取ることで、治療の継続や適切な補償を受けるための準備ができます。


1. 保険会社からの治療打ち切り通知とは?

保険会社は、治療の必要性が低い、または「症状固定」と判断された場合に治療費の支払いを打ち切ることがあります。
症状固定とは:「これ以上治療を続けても大きな改善が見込めない」と医師が判断した状態を指します。

ただし、打ち切りの判断は保険会社の意向によるものであり、医学的な見地とは異なる場合もあります。


2. 治療打ち切りに遭った際の対応策

(1) 医師の意見を確認

  • 主治医に確認保険会社が治療打ち切りを決める基準は、医師の診断書や治療経過を基にしています。
    まずは主治医に「今後の治療が必要かどうか」を確認しましょう。
  • 医師が「まだ治療が必要」と判断する場合は、診断書を取得して保険会社に提出します。

(2) 自費で治療を継続

  • 保険会社の治療費支払いが停止した場合でも、自費で治療を継続することが可能です。
  • その後、治療終了後に発生した治療費を損害賠償請求として加害者や保険会社に請求することができます。

(3) 後遺障害等級認定の申請を検討

打ち切り後も症状が残る場合は、後遺障害等級認定の申請を行うことで、慰謝料逸失利益の請求が可能です。

  • 必要な書類や診断書は早めに準備しておきましょう。

(4) 弁護士に相談

  • 保険会社が治療費を打ち切る理由が不当だと感じた場合、弁護士に相談することをおすすめします。
  • 弁護士特約が保険に含まれている場合、弁護士費用は保険でカバーされることがあります。

(5) 保険会社との交渉

  • 主治医の診断書を基に保険会社と交渉することで、治療費支払いの再開が認められるケースもあります。

3. 注意点

  • 保険会社の治療打ち切り後に治療を自費で続ける場合、最終的に損害賠償請求が認められなければ治療費を自分で負担するリスクがあります。
    そのため、専門家に相談することが大切です。
  • 交通事故の補償に関しては法律的な知識も必要になるため、弁護士や交通事故に詳しい相談窓口を活用しましょう。

保険会社から事故治療の打ち切りを言われ、治療を中止してしまい、後遺症が残ってしまうケースも少なくありません。
適切な対応を取ることで、治療を続けながら適切な補償を受けられる可能性が高まります。                                           

福岡市西区はやしだ整骨院では、保険会社ともしっかり連絡を取り、治療の打ち切りになったときは、患者様のお身体の状態をもとに治療継続の必要性を伝え、適切な期間内で治療を行っております。

交通事故でお困りの方は、福岡市西区姪浜近郊、下山門にあるはやしだ整骨院へお問い合わせ下さい。

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