交通事故治療、治療打ち切りについて

2025年02月5日

皆さん、こんにちは!福岡市西区姪浜近郊、下山門にある『はやしだ整骨院』の柔道整復師の林田です。
交通事故治療中に保険会社から治療費の打ち切りを通知されるケースは珍しくありません。
このような場合には以下の対応策を取ることで、治療の継続や適切な補償を受けるための準備ができます。


1. 保険会社からの治療打ち切り通知とは?

保険会社は、治療の必要性が低い、または「症状固定」と判断された場合に治療費の支払いを打ち切ることがあります。
症状固定とは:「これ以上治療を続けても大きな改善が見込めない」と医師が判断した状態を指します。

ただし、打ち切りの判断は保険会社の意向によるものであり、医学的な見地とは異なる場合もあります。


2. 治療打ち切りに遭った際の対応策

(1) 医師の意見を確認

  • 主治医に確認保険会社が治療打ち切りを決める基準は、医師の診断書や治療経過を基にしています。
    まずは主治医に「今後の治療が必要かどうか」を確認しましょう。
  • 医師が「まだ治療が必要」と判断する場合は、診断書を取得して保険会社に提出します。

(2) 自費で治療を継続

  • 保険会社の治療費支払いが停止した場合でも、自費で治療を継続することが可能です。
  • その後、治療終了後に発生した治療費を損害賠償請求として加害者や保険会社に請求することができます。

(3) 後遺障害等級認定の申請を検討

打ち切り後も症状が残る場合は、後遺障害等級認定の申請を行うことで、慰謝料逸失利益の請求が可能です。

  • 必要な書類や診断書は早めに準備しておきましょう。

(4) 弁護士に相談

  • 保険会社が治療費を打ち切る理由が不当だと感じた場合、弁護士に相談することをおすすめします。
  • 弁護士特約が保険に含まれている場合、弁護士費用は保険でカバーされることがあります。

(5) 保険会社との交渉

  • 主治医の診断書を基に保険会社と交渉することで、治療費支払いの再開が認められるケースもあります。

3. 注意点

  • 保険会社の治療打ち切り後に治療を自費で続ける場合、最終的に損害賠償請求が認められなければ治療費を自分で負担するリスクがあります。
    そのため、専門家に相談することが大切です。
  • 交通事故の補償に関しては法律的な知識も必要になるため、弁護士や交通事故に詳しい相談窓口を活用しましょう。

保険会社から事故治療の打ち切りを言われ、治療を中止してしまい、後遺症が残ってしまうケースも少なくありません。
適切な対応を取ることで、治療を続けながら適切な補償を受けられる可能性が高まります。                                           

福岡市西区はやしだ整骨院では、保険会社ともしっかり連絡を取り、治療の打ち切りになったときは、患者様のお身体の状態をもとに治療継続の必要性を伝え、適切な期間内で治療を行っております。

交通事故でお困りの方は、福岡市西区姪浜近郊、下山門にあるはやしだ整骨院へお問い合わせ下さい。

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交通事故に遭った場合の流れについて

2025年01月21日

皆様こんにちは!福岡市西区姪浜近郊、下山門にある『はやしだ整骨院』の柔道整復師の林田です。
年末年始交通事故の件数も多くなり、運転には十分に注意されてください!
万が一交通事故に遭った際、突然のことで戸惑ってしまいどう対応したらいいのか分からなくなる方も多くいらっしゃいます。

しかし、事故に遭ったときに早期に適切な対応を行うことで、後遺症を防ぎ、損害賠償の手続きをスムーズに進められます。

交通事故に遭った場合、冷静に対応することが重要です。
以下に、事故直後からの基本的な対応の流れを説明します。


1. 安全の確保

  • 二次事故を防ぐ
    周囲の状況を確認し、可能であれば車を安全な場所(路肩や駐車スペースなど)に移動します。
  • ハザードランプを点灯し、夜間であれば三角表示板や反射器具を設置して安全を確保します。

2. けが人の確認と救護

  • 自分や同乗者、相手方、周囲の人に怪我がないか確認します。
  • 怪我をした人がいる場合は、無理に動かさず、すぐに救急車(119番)を呼びます。

3. 警察への通報(110番)

  • 交通事故は法律で警察への届け出が義務付けられています。軽微な事故でも必ず通報してください。
  • 何を伝えるか
    事故の場所
    事故の内容(怪我の有無、車両の損傷など)
    自分と相手の状況
  • 警察が現場に到着したら、事故状況を正確に伝えます。

4. 相手方の情報を収集

事故の相手方と以下の情報を交換します。

  • 名前、住所、連絡先
  • 車両ナンバー
  • 運転免許証の情報
  • 保険会社の名称、保険証書番号

注意相手とその場で示談交渉をしないでください。
   後でトラブルになる可能性があります。


5. 現場の記録を残す

事故現場の状況を記録しておくことが重要です。

  • 写真撮影
    車両の損傷、道路状況、信号機の位置、ブレーキ痕などをスマートフォンで撮影。

6. 保険会社への連絡

加入している自動車保険の事故受付窓口に速やかに連絡します。

  • 事故の状況を正確に伝えます。
  • 警察への届け出を行ったことを報告します。

7. 医療機関の受診

  • 怪我が軽く見えても病院を受診する
    事故後はアドレナリンが分泌され、痛みを感じにくいことがあります。
    むち打ち症など、後から症状が現れる場合も多いです。
  • 診察と検査                                                       必要に応じて、レントゲンやMRIなどの検査を受けます。
  • 診断書の発行
    医師に診断書を発行してもらい、後日保険会社や警察に提出します。                                                     

8. 後日手続き

  1. 交通事故証明書の取得
    警察に届け出た内容をもとに、自動車安全運転センターなどで「交通事故証明書」を取得します。
  2. 保険金の請求
    加入している保険会社に必要書類を提出して損害賠償や保険金の請求を進めます。

9. 医療機関での治療             

医師の指示に従い、適切な治療を継続します。
 定期的に整形外科や整骨院で治療を行い、症状の変化を正確に伝えましょう。

症状固定
これ以上治療効果が見込めない状態になると、「症状固定」となります。

後遺症がある場合には、医師に「後遺障害診断書」を発行してもらいます。


10. 弁護士への相談(必要に応じて)

  • 示談交渉や損害賠償請求に不安がある場合は、交通事故に詳しい弁護士に相談すると安心です。
  • 保険の「弁護士費用特約」が利用できる場合もあります。

交通事故の際は、まず安全確保と通報を行い、その後必要な情報収集や手続きを冷静に進めることが重要です。
特に怪我をした場合や大きな損害がある場合は、早めに専門家に相談しましょう。
交通事故や身体の症状でお困りの方は、福岡市西区姪浜近郊、下山門にある、はやしだ整骨院へお問い合わせください。

交通事故に遭った場合のながれについて

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年末年始は交通事故に要注意!

2024年12月27日

皆さんこんにちは、福岡市西区姪浜近郊、下山門にある『はやしだ整骨院』院長の林田です。

年末年始は交通事故が増加する時期でもあります。
特に12月は、他の月と比べ 1.3倍ほど事故件数が増加するといわれています。

年末年始の時期は、家族や友人と過ごすための移動や、年末の買い物、初詣などで道路が混雑し、交通事故のリスクが高まります。
今回は、年末年始に交通事故が増加する原因や注意すべきポイント、そして整骨院で行える交通事故治療について詳しく解説します。

 

年末年始に交通事故が増加する原因

道路の混雑

年末年始には多くの人が旅行や帰省をするため、高速道路や主要幹線道路が混雑します。

また、ショッピングモールや観光地周辺でも渋滞が発生しやすく、普段よりも運転の集中力が求められます。
渋滞中は注意力が散漫になりやすく、追突事故などが増加する原因となります。

また普段乗り慣れない道路での運転なども増加する要因となります。

飲酒運転

忘年会や新年会など、年末年始は飲酒の機会が増える時期です。
飲酒運転は重大な交通事故の原因の一つであり、飲酒による判断力や運動能力の低下が事故発生率を大きく上げます。

悪天候や暗い時間帯での運転

年末年始は寒波の影響で、雪や凍結などの悪天候に見舞われることが多くなります。
特に雪道や凍結路ではスリップ事故が多発します。
また、日照時間が短く、暗く視界が悪い中での運転が増えるため、事故のリスクが高まります。

焦りや疲労

年末の忙しさや、新年の準備などで精神的にも身体的にも疲労がたまりやすい時期です。
急いで移動しようとする焦りや、疲労による判断ミスが事故を引き起こす原因になります。

年末年始の交通事故を防ぐためのポイント

スケジュールに余裕を持つ

移動時間に余裕を持つことで、焦りを防ぎ、安全運転につながります。

特に混雑が予想される場合は、早めに出発することを心がけましょう。

飲酒運転を絶対にしない

飲酒後は必ず代行運転や公共交通機関を利用しましょう。
「少しだけなら大丈夫」という過信が重大な事故を引き起こす可能性があります。

車両の点検と冬用タイヤの装着

年末年始の旅行や帰省の前に、車両の点検を行いましょう。
特にタイヤの状態やブレーキの効き具合を確認し、必要に応じてスタッドレスタイヤを装着してください。

十分な休憩を取る

長距離運転の場合は、適度に休憩を挟みながら運転するように心がけましょう。
また、睡眠不足での運転は避け、万全な体調でハンドルを握りましょう。

悪天候時の運転を控える

雪や凍結が予想される場合は、無理に運転せず公共交通機関を利用するか、移動を控える選択肢を検討しましょう。

はやめにライトをつける

特に、日没前後の「薄暮時間帯」である17時台から19時台に交通事故が多発しています。
夕方や曇りの日など、視界が悪くなるタイミングでは早めにライトを点灯することで、他のドライバーや歩行者に自車の存在を知らせることができます。
特に年末年始の時期は日が短いため、この習慣を徹底しましょう。

車間距離を十分に保つ

渋滞中や悪天候時には特に車間距離を広く取ることで、急なブレーキやスリップに対応しやすくなります。

整骨院での交通事故治療について

交通事故に遭ってしまった場合、身体に違和感を覚えたら早めに整骨院での施術を受けることをおすすめします。
交通事故によるケガは、事故直後には症状が出にくい場合もあり、大丈夫と思っていても数日後に痛みや違和感を訴える場合が多く見受けられます。

整骨院では、以下のような交通事故施術を行っています。 

交通事故専門施術

はやしだ整骨院では、事故状況、お身体の状態に合わせた適切な施術を行い、痛みの軽減と回復をサポートします。
追突事故などで発生しやすいむちうち症は、首や肩の痛み、頭痛などの症状を引き起こします。
また腰痛、捻挫、打撲等早期改善に向けて専門スタッフが対応しております。

自賠責保険の適応

交通事故治療は自賠責保険が適用されるため、治療費の負担なく施術を受けられます。
初めての方でも安心してご相談ください。

 

まとめ

年末年始は交通事故が増加しやすい時期です。
スケジュールに余裕を持ち、飲酒運転を避け、車両の点検や休憩を心がけることで事故のリスクを減らすことができます。
また、早めのライト点灯や車間距離を保つことも重要な予防策です。

万が一交通事故に遭ってしまった場合は、速やかにはやしだ整骨院にご相談ください。

私たちは、むちうち症やその他の交通事故によるケガに対する専門的な治療を提供し、安心して回復に専念できる環境を整えています。

安全で楽しい年末年始をお過ごしください!

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ひき逃げに遭い、自賠責保険が使えない場合はどうしたらいいの?

2024年12月11日

皆さんこんにちは、福岡市西区姪浜近郊、下山門にある『はやしだ整骨院』院長の林田です。

交通事故で自身が被害者の場合、通常相手の自賠責保険、任意保険を使って車の修理や事故による怪我の治療を行います。
ただし、ひき逃げ事故に遭って加害者が見つからない場合、自賠責保険が使えないケースがあります。
今回は、そういった場合どのようにして補償を受けるのか話していきたいと思います! 

健康保険の利用

ひき逃げに遭った場合でも、健康保険を使って治療を受けることが可能です。
通常、交通事故による怪我は第三者行為によるものなので、健康保険の適用には手続きが必要でその手続きは以下の通りです。

・健康保険の窓口(勤務先の健康保険組合または市区町村の国民健康保険)に連絡し、交通事故のための申請書類を提出。

・必要な書類に加えて、事故の詳細について記入(事故日、場所、警察への届け出有無など)。

 健康保険を使用することで治療費の自己負担が通常の3割程度に抑えられます。

政府保障事業の活用

日本には「政府保障事業」と呼ばれる制度があり、ひき逃げ事故により加害者が不明で自賠責保険が利用できない場合、政府保障事業が治療費を含む損害に対する補償を行うことがあります。
この制度を利用するには、次のような手続きが必要です。

・事故の内容を証明するための警察の事故証明書を取得する。
・政府保障事業への申請書類を揃える。
・保険会社(自賠責の取扱代理店など)や損害保険料率算出機構に申請する。 

この制度を利用すると、健康保険の自己負担額やさらに発生した治療費に対する補償が受けられる可能性があります。

任意保険の「無保険車障害保険」や「人身傷害補償保険」の確認

任意保険に加入している場合、「無保険車障害保険」や「人身傷害補償保険」が適用されることがあります。
特に「人身傷害補償保険」は、自分や同乗者が怪我をした際に補償を受けること事ができるため、ひき逃げ事故でも役立つ場合があります。
加入している任意保険にこの特約が含まれているかを確認し、保険会社に連絡して手続きを勧めると良いでしょう。

労災保険(通勤中や業務中の事故の場合)

業務中や勤務中にひき逃げに遭った場合には、労災保険が適用されることがあります。
労災保険では医療費や休業補償などが受けられるため、職場の総務部門などに相談し、労災の手続きを進めてください。

加害者が見つかった場合の損害賠償請求

ひき逃げ犯が後日発見され場合、加害者に対して直接損害賠償を請求することが可能です。
この場合、民事裁判を通じて請求することも検討できますが、加害者の支払い能力や補償額になどに限界があることもあります。 

このように、ひき逃げ事故の際でも治療費負担を軽減する手段がいくつか存在しますので、早めに適切な手続きを行うことが大切です。

交通事故やその他、身体の不調でお困りの方は、福岡市西区姪浜近郊、下山門にあるはやしだ整骨院にお尋ねください。

 

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交通事故治療通院中に、物の事故に遭ってしまった場合、どうしたらいいの?

2024年10月22日

こんにちは!福岡市西区姪浜近郊、下山門にある『はやしだ整骨院』柔道整復師の林田です。
先日、お電話で「事故に遭い病院に通院中だが、また別の事故に遭ってどうしたらいいのか」という相談の電話をいただきました。

交通事故で通院中に別の事故に遭った場合、治療や保険の対応が非常に複雑になります。
この状況では、治療の優先順位、保険請求の整理、賠償責任の扱いなど、複数の側面を考慮する必要があります。

以下では、こうしたケースでどのように対応すべきかについて説明します。

1. 治療と通院の調整

新たな怪我の診断と治療

別の交通事故で新たな怪我を負った場合、まずは病院で診断を受けることが重要です。
医師に過去の受傷や治療状況を説明し、現在の症状がどの事故によるものかを判断してもらいます。

前回の事故と新たな事故で同じ部位に怪我を負った場合、その怪我がどちらの事故に起因するのかを明確にすることが難しい場合もあります。
そのため、医師の診断と記録が後々重要な役割を果たします。

治療の優先順位

新たな事故での怪我が前の事故の怪我に影響を与える可能性がある場合、医師と相談して治療の優先順位を決定します。
二つの事故の治療を並行して行うことが必要になることもあり、それに応じて通院スケジュールが調整されます。

2. 保険と賠償責任の取り扱い

保険請求の整理

それぞれの事故について異なる保険会社が関与している場合、各保険会社にそれぞれの事故の状況を報告し、別々の請求を行うことになります。
この際、医師からの診断書や治療内容の記録が重要で、これを元に保険会社に損害や治療に関する説明を行います。

同じ部位に重ねて損傷を受けた場合、保険会社は損害のどの部分がどちらの事故に由来するかを判断することを求めることがあります。
このため、事故ごとの症状の変化や治療の内容を明確に記録することが求められます。

自賠責保険と任意保険の活用

通常、自賠責保険を使って基本的な医療費などをカバーし、それでも不足する場合は任意保険を活用します。
しかし、別々の事故で損害が発生した場合、それぞれの事故に対する保険の使い方が異なる場合があるため、各保険会社と十分にコミュニケーションを取る必要があります。

3. 後遺障害の認定と賠償の問題

後遺障害の認定

二つの事故により後遺障害が残った場合、どちらの事故による影響で後遺障害が発生したのかを明確にすることが求められます。
後遺障害認定の際には、それぞれの事故について医師の見解を元に評価されることになります。
このようなケースでは、各事故の影響がどの程度であったかを証明するのが難しいことがあります。
そのため、精密な診断書と治療記録が後遺障害認定に非常に重要です。

損害賠償の請求

被害者としては、どちらの事故によってどの程度の損害を被ったかをそれぞれの加害者に対して主張する必要があります。
特に、損害が二つの事故の影響で増加した場合、各加害者の責任割合をどう決めるかが問題になります。

保険会社同士で責任の割合を調整することが求められ、被害者が適切な補償を受けるために弁護士などの専門家に相談することが推奨されます。

4. 法的サポートの重要性

異なる事故による損害や保険対応が重なると、賠償の責任や保険金の請求が複雑化し、通常の手続きでは適切に対応しにくくなります。
このような状況では、弁護士交通事故専門の法律相談所に相談することが被害者にとって有益です。

特に、過失割合や損害賠償請求についての交渉が必要になる場合、専門家のサポートを受けることで、適切な補償を受ける確率が高まります。
また、保険会社との交渉を代理してもらうことによって、被害者自身の負担が軽減されます。

まとめ

交通事故の通院中に別の事故に遭った場合、治療、保険、賠償に関して多くの複雑な課題が発生します。
医師の診断や治療履歴の整理、各保険会社との調整、後遺障害の認定、さらには損害賠償に関する法的な手続きなど、多くの点に注意する必要があります。
特に、保険対応や法的サポートに関しては、弁護士など専門家の協力を得ることで、適切な補償を受けるための準備が整います。

このようなケース含め、交通事故でどうしたらいいかわからず、お困りの際は福岡市西区姪浜近郊、下山門にあるはやしだ整骨院にご相談ください。

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物損事故でも整骨院で怪我の治療はできるの?

2024年10月9日

こんにちは、福岡市西区姪浜近郊、下山門にある『はやしだ整骨院』、柔道整復師の林田です。
今日は交通事故における人身事故と物損事故の処理や対応の違いについて話して行こうと思います。

1. 人身事故

概要
人身事故は、交通事故によって人が負傷したり、死亡したりする場合を指します。これは、交通事故における最も深刻な分類の一つであり、法的にも社会的にも重い扱いを受けます。

具体的な影響

1、法的責任

加害者には、刑事責任(罰金や懲役など)と民事責任(治療費、慰謝料、休業補償などの賠償)が生じます。
刑事責任は、事故の重大性や過失の度合いに応じて処罰されます。

 

2,警察の対応

人身事故が発生した場合、警察は現場に急行し、事故の状況を確認・調査します。
被害者の怪我の程度に応じて、事故を正式に「人身事故」として扱うかどうかが決定されます。
この際、加害者には事情聴取が行われ、事故原因の特定が進められます。

 

3,保険対応

人身事故では、自賠責保険(強制保険)や任意保険を通じて、被害者の治療費やその他の賠償が支払われます。
ただし、自賠責保険ではカバーされない部分については、加害者が追加で任意保険や自己負担で対応することが求められることがあります。

2. 物損事故

概要
物損事故は、交通事故によって人が負傷せず、物や車両のみが損傷した場合を指します。
この場合、事故の被害は物に限られ、人の命や健康に直接的な被害がないため、扱いは人身事故に比べて軽くなります。

具体的な影響

1,法的責任

加害者には、損害を受けた物や車両の修理費用を負担する民事責任が生じます。
ただし、刑事責任が問われることは通常ありません。
事故の状況によっては、過失割合に基づいて賠償額が決定されます。

 

2,警察の対応

物損事故の場合でも、警察への届出が義務付けられています。
警察は現場に赴き、事故の状況を確認しますが、人身事故ほどの詳細な調査は行わないことが多いです。
警察は物損事故の記録を作成し、事故証明書を発行します。

 

3,保険対応

物損事故でも、自動車保険が適用されます。
物や車両の修理費用は、任意保険でカバーされることが一般的です。
物損事故の場合、保険の適用範囲や自己負担額についても事前に確認が必要です。

比較とまとめ

  • 被害内容人身事故は人命や健康が関わるため、物損事故よりも重い扱いを受ける。
  • 法的責任:

    人身事故=刑事責任と民事責任の両方が問われる可能性が高い

    物損事故=主に民事責任にとどまる。

  • 警察の対応:

    人身事故=詳細な調査と捜査が行われる

    物損事故=簡易な対応で済むことが多い。

  • 保険対応両方の事故で保険が適用されるが、カバーする範囲や金額が異なる場合がある。

 

交通事故による怪我の症状は、事故当初は見られなかったり、あまり痛みが強くなくても時間が経過すると、症状が出現したり痛みが強くなってくることがあります。
また、しっかり治療期間内に治療を行わないと痛みや違和感が残ってしまうこともあります。交通事故に遭われた際、人身事故でも物損事故でもお身体の不調に対し施術ができますので、交通事故でお困りの方は福岡市西区姪浜近郊、下山門にあるはやしだ整骨院にお気軽にご相談ください。

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交通事故における加害者側の治療と保険について

2024年09月13日

みなさんこんにちは、福岡市西区姪浜近郊、下山門にある『はやしだ整骨院』、柔道整復師の林田です。
車やバイクを運転する際に交通ルールを守って、注意しながら運転すると思います。
しかし、つい注意力がおろそかになり自分が加害者側で事故を起こしてしまった…なんてことも少なくありません。

加害者側でも衝撃による身体へのダメージはかなり大きいものです。
交通事故で加害者側になった場合でも、適切な治療を受ける権利はあります。
ここでは、その具体的な方法や注意点について詳しく説明しますので参考にされて下さい。

加害者の治療と保険

加害者として交通事故に巻き込まれて負傷した場合、以下の保険を利用して治療を受けることができます。

健康保険の利用

加害者であっても、通常の病気や怪我と同様に健康保険を使って治療を受けることができます。
ただし、交通事故は「第三者行為」による怪我として扱われるため、健康保険を使う際に「第三者行為による傷病届」を健康保険の保険者(健康保険組合や国民健康保険)に提出する必要があります。
これにより、治療費の立て替えができるようになります。

第三者行為とは

交通事故など、自分以外の第三者の行為によって怪我をした場合、その治療には第三者行為によるものとして保険を利用します。
これにより、後から加害者やその保険会社に対して治療費を請求する手続きが行われます。

任意保険の利用

加害者自身が任意保険に加入している場合、その保険の種類によっては、自分自身の怪我や治療に対する補償を受けることが可能です。
代表的な保険として以下があります。

人身傷害補償保険

事故によって自身が負った怪我に対して、治療費や休業補償、慰謝料などを補償する保険です。
この保険は、相手の過失割合に関係なく、自身の保険から直接補償を受けられます。

搭乗者傷害保険

事故発生時に車に乗っていた人(運転者や同乗者)の怪我に対して、定額の保険金が支払われます。この保険も、加害者であっても適用されます。

労災保険(業務中の事故の場合)

もし、仕事中に交通事故が発生した場合は、労災保険が適用されます。
業務中や通勤中の事故であれば、加害者であっても労災保険を利用して治療費や休業補償を受けられます。
労災保険は、通常の健康保険と異なり、自己負担がなく、全額が労災保険から支給されます。

 加害者側が交通事故治療を受ける際の注意点

加害者が治療を受ける際には、以下の点に注意が必要です。

保険会社への連絡

事故後、速やかに自身が加入している保険会社に事故の報告を行い、治療費の支払い手続きを確認します。
保険会社が治療費の立て替えや後払いを行う場合があるため、早めの連絡が重要です。

医療機関への説明

交通事故による怪我であることを医療機関に伝え、健康保険を使う場合は「第三者行為による傷病届」を提出する意向があることを説明します。

慰謝料や損害賠償の整理

事故の相手方(被害者)からの損害賠償請求が発生することが多いため、保険を通じた対応が必要です。
弁護士などの専門家に相談することもおすすめです。

まとめ

交通事故の加害者であっても、健康保険や任意保険を利用して適切な治療を受けることが可能です。
事故後は、速やかに保険会社や医療機関へ連絡し、手続きを進めることが重要です。
また、場合によっては弁護士などの専門家のサポートを受けることで、法的手続きや賠償問題への対応がスムーズに進むでしょう。

また、交通事故において加害者であっても、相手にも過失が認められる場合は、お怪我の治療において、相手側の自賠責保険で支払いを受ける事が出来ます。
(過失の割合によって減額となるケースもあります。)

交通事故には様々なケースがあり、特に初めての交通事故の場合、どのように対処し、進めて行けば分からない方も多くいらっしゃるかと思います。
福岡市西区姪浜近郊、下山門にある『はやしだ整骨院』では、これまで様々な交通事故における施術、保険会社、弁護士との対応を行ってまいりました。
その経験を活かし、交通事故でお困りの方のお力になれる様、トータルサポート致しておりますのでお気軽にご相談ください。

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交通事故に遭われた同乗者の方も治療できます!

2024年08月30日

こんにちは、福岡市西区姪浜近郊、下山門にある『はやしだ整骨院』の柔道整復師の林田です。
お盆も過ぎ帰省による交通量の増加等に伴い交通事故が増えてきております。
皆様運転の際はくれぐれも細心の注意を払い、安全運転を心がけましょう!

交通事故による怪我で、同乗者の方も整骨院での治療を受けることが可能です。
助手席や後部座席で交通事故に巻き込まれた場合、運転している方よりも症状がひどくなる傾向があります。
これは、不意をつかれて、身構える隙が無いためです。
治療費は自賠責保険でカバーされるため、事前に保険会社との調整を行い、病院や整骨院などの医療機関で適切な初期診断を受けた上で、治療を開始しましょう。

交通事故で同乗者が負傷した場合、基本的に運転者の自賠責保険(強制保険)を利用して治療費を補償してもらうことができます。
自賠責保険は、交通事故による被害者(同乗者を含む)に対する最低限の補償を提供するものです。

整骨院での治療に関するポイント

自賠責保険の適用

交通事故での怪我に対しては、自賠責保険が適用されるため、整骨院での治療費も自賠責保険でカバーされます。
整骨院に通う際にかかる治療費や交通費なども自賠責保険の補償対象となる場合があります。
整骨院で治療を受ける際には、事前に保険会社に連絡し、保険が適用されるかどうかを確認しておくことが重要です。
多くの場合、保険会社が整骨院での治療に同意すれば、同乗者の治療費は自賠責保険で賄われます。

整形外科との併用

医師の診断を受けた後で、整骨院での治療を併用することが一般的です。
整形外科などの医療機関でレントゲンやMRIなどの検査を受け、診断書をもらった上で整骨院に通うことが推奨されます。
これにより、より適切な治療を受けられるとともに、保険手続きもスムーズに進められます。

交通事故治療で押さえておくこと

初期診断の重要性

事故直後には、必ず整形外科などで正確な診断を受けることが重要です。
整骨院での施術は、あくまで補完的な治療として行われることが多いため、初期診断を怠らないようにしましょう。

治療の記録

整骨院での通院履歴や治療内容も、保険請求や示談交渉において重要な証拠となるため、しっかりと記録を残すことが求められます。

過失割合

同乗者が事故における責任を負うケースはほとんどありませんが、稀に同乗者に過失があると判断された場合、補償が減額されることがあります。

補償の限度

自賠責保険の補償には限度があるため、重度のケガや高額な治療費が発生した場合、運転者の任意保険も利用することが一般的です。
同乗者として自賠責保険の補償を受ける場合、詳細については保険会社や弁護士に相談し、適切な手続きを行うことが重要です。

自賠責保険の仕組みや制度、保険会社とのやり取りについて分からない事が多く不安を感じる方もいらっしゃいますが、スタッフがひとつひとつ必要な知識をお伝えしているのでご安心ください!
交通事故治療に関することや、その他にも身体痛みなどでお困りの方は、福岡市西区姪浜近郊、下山門にあるはやしだ整骨院にお尋ね下さい。

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自賠責保険を利用した交通事故治療について

交通事故における補償について

2024年05月15日

こんにちは! 福岡市西区姪浜近郊、下山門にある「はやしだ整骨院」柔道整復師の林田です。今回は交通事故後の補償面に関して代表的な項目を解説させていただきます。
ぜひ最後までご覧ください。

治療費・施術費

交通事故による怪我や病状の治療にかかる医療費は、通常、自動車保険(自賠責保険または任意保険)によってカバーされます。
これには、救急治療、入院費用、手術費用、処方箋薬の費用などが含まれます。また、整骨院での施術費用に関しても対象となります。

損害賠償

交通事故で他者や他者の財産(車両など)に損害を与えた場合、任意保険によって補われます。
これには、保険会社や加入保健内容、補償内容によって対象かどうか変わってきますが、この補償面は被害者にとって非常に重要です。

休業損害

交通事故によって負傷し、仕事を休む必要がある場合、収入の補償が必要です。
休業損害によって実際に休んだ分が保証されます。
また学生や主婦などにも休業補償が適応となる場合があります。

慰謝料

交通事故の慰謝料は、被害者が事故によって受けた身体的・精神的な苦痛や損害に対する補償金です。
通院日数や治療期間に応じて支払われます。
他にも状況に応じて様々な補償が保険で用意されています。
交通事故に遭われる前に今一度、ご自身の任意保険の加入内容をご確認ただくと良いでしょう。

交通費

公共交通機関を利用した場合やタクシーを利用しなければいけなかった場合、領収書を提出する事により補償されます。
自家用車の場合は1㎞あたり15円で計算した金額が通院交通費となります。

以上のように、交通事故で受け取ることができる補償面は多岐にわたります。
しかし、事故内容や加入保険内容によって異なるため、事故後はすぐに保険会社と連絡を取り、保障内容を確認することが重要です。
また、事故後の治療にかかった費用の領収証や交通費の領収証など証拠を集めておくことも、補償を受ける上で役立ちます。

交通事故安心サポート体制整えています!

福岡市西区姪浜近郊、下山門にある「はやしだ整骨院」では交通事故に特化した施術内容をご用意しております。
交通事故以前の健康な状態に戻していく為に、しっかりとお身体の状態を見極め、施術計画を立てていきます。

保険会社とのやり取りや、書類面でのサポート・アドバイスもできますので、分からない事は一人で抱え込まずにご相談ください。 そして、事故に遭われた方々が施術に専念できる環境を整え、結果として腰痛が再発しない状態まで回復していただきたいと思っております。

はやしだ整骨院では皆さまのお力になれる様、施術面以外の交通事故知識も学んでおります。 様々なケースの交通事故に携わってきておりますので、ご安心ください。
交通事故でお困りの方いらっしゃいましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

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交通事故によるむちうちと吐き気の関連性について解説します。

2024年05月9日

交通事故は突然の出来事であり、事故状況などによって様々なお身体の不調が発生します。
特に多くみられるのが、むちうちによる首の痛みや不調です。
痛みはもちろんですが、だるさや頭痛、吐き気など様々な不調が出ます。
今回はむちうちと吐き気の関連性についてお話ししていこますので、ぜひ最後までご覧ください。
また、周りで交通事故後のむちうちや吐き気等どお悩みの方に共有していただければと思います。

むちうちは、通常、交通事故などの衝撃で首が急激に前後や左右に動いた際に生じる首の怪我です。
この動きにより、首の筋肉や靭帯、神経が損傷を受け、痛みやこり、頭痛、めまい、吐き気などの症状が現れることがあります。

吐き気の原因

首や肩周囲の筋肉の緊張

むちうちによって首や肩の筋肉が緊張すると、これが吐き気を引き起こす可能性があります。筋肉の緊張は、血流や神経の正常な機能を妨げ、吐き気を誘発する要因となります。

頸椎の捻挫や損傷

むちうちによって頸椎が捻挫や損傷を受けると、周囲の組織や神経への圧迫が生じる可能性があります。
これが吐き気を引き起こす可能性があります。

神経の刺激

むちうちによって首の周りの神経が刺激されると、吐き気を引き起こすことがあります。
急激な動きや損傷によって神経が異常な信号を脳に送ることがあり、これが吐き気を誘発する要因となります。

自律神経の不調

交通事故の衝撃によって、自律神経系に乱れが生じる可能性があります。
特に交感神経と副交感神経のバランスの乱れや過剰な興奮が、吐き気の発生に関与することが知られています。

ただのむちうちだから・・・と放っておくと症状が酷くなるばかりか、後遺障害を残す原因となるため、しっかりと治療することをお勧めします。

交通事故のむちうちよる吐き気でお悩みの方は『はやしだ整骨院』まで!

福岡市西区姪浜近郊、下山門にあるはやしだ整骨院では、事故状況やお身体の状態をしっかりとカウンセリング、各種テストを行い、交通事故によるむちうちでお悩みの方のお体の不調の早期回復に向けて、施術計画を立て、サポートさせていただきます。

交通事故後は保険会社との対応や今後の事故に関しての流れなど、分からない事も多くストレスに感じる事もあるかと思います。

はやしだ整骨院では、施術面以外でもご不明点やご不安など、交通事故に遭われた方に寄り添い、少しでも早く回復できるように全力でサポートさせていただきます。

交通事故に遭われお困りの方は、お早めにご相談ください!

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